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【ツエツエ蝿対策】
 

1)このツエツエ蠅がいるサハラ砂漠以南の分布域/生息地の草原や茂みに殺虫剤を空中散布する。

  問題点:そこに生息する他の生物への影響や益虫をも殺してしまう。

2)ツエツエ蠅のサナギ(卵は生まないんです)を産みつける繁殖地の木を切り開く。

  問題点:森林伐採が砂漠化をまねく。

3)生体(牛など)表面に薬剤=忌壁剤/殺虫剤を塗る。

  問題点:家畜の生産物であるミルクや肉に薬剤残余があり、人体に影響を与える。

4)刺された生体に薬を接種する。

  問題点:どの薬も副作用が強く、かえって牛を弱めたり死なせたりして治す事が出来ない。

5)人間/家畜に予防薬の治療剤を打つ(ワクチンはまだ開発されてません)。

  問題点:コストがかかるという事と、予防薬を打ち続けていると原虫側に抵抗力がつき薬の効果がなくなってしまう。

このような点で今日に至っていました…そこで考え出されたのが【トラップ】です。


【トラップ】
  牛の尿を器に入れておき、その匂いにひかれて飛んでくる蠅をトラップと呼ばれるカヤの中に誘い込み捕まえて殺してしまおうと言うものです。

トラップに使う布の色は青と黒、これはツエツエ蠅が好む色だそうです。でもまだなんでなのかは不明だそうです。仕掛けは幅2mに縫い合わせた布を蠅の来る木の間に吊し、その下に蠅の好きな牛の尿を入れた器を置き誘い込みます。入ってきた蠅はトラップの上部のビ ニール袋に登り、そこから逃げられないうちに天日で死んでしまうと言う訳です。

しかし、他の色々な動物が来て壊してしまう事や、他から移動してきた動物が新たに蠅を連れて来てしまうなどで目が離せない…
こうした事を含め、絶えず巡回、補修、さらに消毒、効果の測定をする神戸先生がアフリカにはいらっしゃるのです。この方法はケニアのナイロビにある国際昆虫生態学センターで考え出されました。


◆神戸先生について詳細をご覧になりたい方はコチラ


 
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